割り算の筆算のやり方を完全攻略!4ステップと練習問題を徹底解説【2026年版】
割り算の筆算は、小学4年生の算数で学ぶ重要な計算方法です。「商をどこに書けばいいの?」「2桁で割るときはどう考える?」「途中で0が出てきたらどうする?」といった疑問は、計算の手順と位取りの仕組みを理解すると解決できます。
基本となるのは、「立てる・かける・引く・おろす」の4ステップです。学習サイト「Sci-pursuit」では、1桁・2桁で割る筆算を具体例とともに解説しています。また、「ゆみねこの教科書」では、あまりのある割り算や商に0が立つ計算など、さまざまなパターンの解説と練習問題、PDF教材が公開されています。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 基本の手順:「立てる・かける・引く・おろす」を繰り返せば、筆算を順序よく進められる。
- つまずきやすい問題:2桁で割る計算、商に0が立つ問題、あまりが出る問題には、それぞれ確認すべきポイントがある。
- 練習のコツ:計算後に「割る数×商+あまり=割られる数」を確かめると、答えの間違いを発見しやすい。
【基本をマスター】割り算の筆算は「立てる・かける・引く・おろす」の4ステップ
割り算の筆算では、割られる数の左側から順に計算し、必要に応じて次の位の数字を下ろしていきます。まずは、割る数が1桁の「72÷3」を例に、基本の手順を確認しましょう。
例題:72÷3
ステップ1:立てる
十の位の7に注目します。7÷3=2あまり1なので、商の十の位に2を立てます。商とは、割り算の答えのことです。
ステップ2:かける
割る数の3と、立てた商の2をかけます。3×2=6です。6を、計算対象の7の下に位をそろえて書きます。
ステップ3:引く
7-6=1を計算します。ここで残った1は、次の位の数字を下ろす前の残りです。
ステップ4:おろす
一の位の2を下ろし、残った1の右に並べて12にします。12÷3=4なので、商の一の位に4を立てます。3×4=12、12-12=0となり、計算が終了します。
したがって、答えは72÷3=24です。
この4ステップは、最後の位まで商を求めるために繰り返します。ただし、計算の途中で下ろす数字がなくなった場合は、それ以上おろす操作はありません。最後に残った数があまりになります。

【1桁で割る方法】あまりのある割り算も同じ手順で解ける
割る数が1桁の場合は、基本の4ステップを左の位から繰り返します。あまりが出る問題も、途中の手順は変わりません。
例題:73÷3
まず、十の位の7を3で割ります。7÷3=2あまり1なので、商の十の位に2を立て、3×2=6を引きます。7-6=1となったら、一の位の3を下ろして13にします。
次に、13÷3=4あまり1です。商の一の位に4を立て、3×4=12を引きます。13-12=1となり、下ろす数字がなくなったので終了です。
答えは73÷3=24あまり1です。
あまりのある割り算では、最後に残った数が割る数より小さくなっていなければなりません。今回のあまりは1、割る数は3なので、1<3となり正しい結果です。
反対に、あまりが割る数以上になっていたら、商を小さく見積もりすぎた可能性があります。商を1増やせないか、もう一度確認しましょう。
覚えておきたい確認式
割る数×商+あまり=割られる数
今回の例なら、3×24+1=73です。この式が成り立てば、商とあまりの組み合わせを確認できます。
【商に0が立つ場合】十の位や一の位を飛ばさないのがポイント
筆算で間違いやすいのが、商に0が立つ問題です。途中の計算結果が0になったときや、割られる数の途中に0があるときは、位を正しく保つ必要があります。
例題:609÷3
最初に、百の位の6を3で割ります。6÷3=2なので、商の百の位に2を立てます。6-6=0となったら、十の位の0を下ろします。
次に、0÷3=0です。このとき、商の十の位にも0を立てます。この0を省いてしまうと、答えが23になり、正しい位取りができません。
続いて、一の位の9を下ろします。9÷3=3なので、商の一の位に3を立てます。9-9=0となり、計算終了です。
答えは609÷3=203です。
商の0は、単なる空欄ではありません。百の位に2、十の位に0、一の位に3があることを示しています。商に0が立つ問題では、数字の大きさだけでなく、各位の位置を意識することが大切です。
十の位で割り切れる計算も確認しよう
例えば840÷4では、8÷4=2、次に4÷4=1となり、商の十の位まで計算できます。そのあと一の位の0を下ろすと、0÷4=0です。したがって、答えは840÷4=210となります。
このように、途中の引き算が0になったからといって、そこで計算を終えるわけではありません。まだ下ろしていない数字があれば、最後の位まで手順を続けましょう。

【2桁で割る方法】3桁÷2桁の筆算は商の見当をつける
割る数が2桁になると、最初の商を決めるのが難しくなります。ここでは、割られる数の左側から、割る数以上になるまで数字をまとめて考えます。そのうえで、商の見当をつけ、かけ算で確かめます。
例題:672÷21
百の位の6だけでは、割る数の21より小さいため割れません。そこで、百の位と十の位を合わせた67を使います。
67÷21の商を考えると、21×3=63、21×4=84です。84は67を超えてしまうため、商は3になります。商の十の位に3を立て、21×3=63を67から引きます。
67-63=4となったら、一の位の2を下ろして42にします。42÷21=2なので、商の一の位に2を立てます。21×2=42を引くと0になり、計算終了です。
答えは672÷21=32です。
2桁で割るときは、商を立てる前に「割る数×商」が計算対象の数を超えないか確認してください。商を大きくしすぎた場合は、かけ算の積が割られる数を超えてしまいます。
3桁÷2桁の別の例:852÷24
85÷24の商は3です。24×3=72なので、85-72=13となります。次に一の位の2を下ろすと132です。132÷24の商は5で、24×5=120。132-120=12となります。
したがって、852÷24=35あまり12です。あまりの12は割る数の24より小さいため、正しい答えです。
商を決めにくいときは、割る数をおよその数に丸めて見当をつける方法も役立ちます。ただし、最後は必ず元の割る数を使ってかけ算と引き算を行い、商が適切か確かめましょう。
【早見表】筆算のパターン別に押さえたいポイント
割り算の筆算では、どの問題でも基本の手順は共通しています。ただし、割る数の桁数や、途中の計算で0が出るかどうかによって、注意点が変わります。
| 問題のタイプ | 計算例 | 確認したいポイント |
|---|---|---|
| 1桁で割る | 72÷3=24 | 左の位から4ステップを繰り返す。 |
| あまりが出る | 73÷3=24あまり1 | あまりが割る数より小さいことを確認する。 |
| 商に0が立つ | 609÷3=203 | 途中の位の0を省略せず、商に書く。 |
| 2桁で割る | 672÷21=32 | 商の見当をつけ、かけ算で超えていないか確かめる。 |
| 3桁÷2桁であまりが出る | 852÷24=35あまり12 | 最後の引き算と、あまりの大きさを確認する。 |
特に注意したいのは、商を立てる位置です。商の各数字は、割られる数のどの位を計算しているかに対応します。商の数字を正しい位置に書けば、途中で0が出ても混乱しにくくなります。
また、引き算で0になった場合と、商に0を立てる場合は区別しましょう。例えば609÷3では、6-6の結果は0ですが、十の位の商にも0が必要です。途中の余りが0だからといって、商の数字まで省略するわけではありません。

【練習問題】小学生向けの筆算を解いてPDF教材も活用
手順を理解できたら、実際に問題を解いてみましょう。まずは答えを見ずに計算し、そのあとで商とあまりを確認してください。
問題1:84÷4
1桁で割る基本問題です。答えは、商21、あまり0です。
問題2:95÷12
2桁で割る問題です。12×7=84、95-84=11なので、答えは7あまり11です。
問題3:738÷3
3桁を1桁で割ります。答えは246です。
問題4:609÷3
商に0が立つ問題です。十の位の0を省略せず、答えは203となります。
問題5:672÷21
3桁÷2桁の問題です。67から63を引き、残りの4に2を下ろして42を作ります。答えは32です。
計算が終わったら、次の3点を確認しましょう。
- 商の数字を正しい位に書いたか。
- 引き算のあと、次の数字を忘れずに下ろしたか。
- 最後のあまりが、割る数より小さくなっているか。
無料の練習問題やPDF教材を探している人へ
「ゆみねこの教科書」では、小学4年生の算数で扱う割り算の筆算について、あまりのある計算や商に0が立つ計算などを解説しています。印刷して手書きで取り組めるPDF教材も公開されており、2桁で割る筆算を練習したい場合にも役立ちます。教材によって内容や構成が異なるため、必要な単元に合うものを選びましょう。
「Sci-pursuit」も、割り算の筆算の基本から1桁・2桁で割る方法まで、例題を使って確認したい人に向いた学習資料です。
紙のプリントは、途中式や商を書き込めるため、どの段階で間違えたかを振り返りやすいのが利点です。答えだけを確認するのではなく、立てる・かける・引く・おろすのどこでつまずいたかを確かめながら練習しましょう。
【プロの結論】筆算は暗記より「位取り」と「逆算」で理解する
割り算の筆算が苦手な場合、4ステップを覚えるだけでは十分でないことがあります。商を立てる位置や、次の数字を下ろす理由が分からないと、桁数が増えたときに計算が崩れやすくなるためです。
理解を深めるには、次の3つを意識してください。
1.商の位置は、計算している位に合わせる。
百の位を計算しているなら商の百の位、十の位を計算しているなら商の十の位に数字を置きます。商に0が入る場合も、位を飛ばさないことが大切です。
2.引き算で残った数に、次の数字を下ろす。
次の数字を下ろす操作は、残った数を10倍して新しい数字を加えることに相当します。例えば、残りが4で次の数字が2なら、4を40として2を加え、42を計算対象にします。この考え方が分かると、手順の意味を理解しやすくなります。
3.最後に逆算して答えを検算する。
あまりのない割り算なら、割る数×商が割られる数と一致するかを確認します。あまりがある場合は、割る数×商+あまりが割られる数になるかを調べます。
筆算の基本を練習している小学4年生はもちろん、子どもの宿題を確認する保護者や、計算を復習したい人にも、この3つの視点は役立ちます。正解したかどうかだけでなく、どの位を計算しているのか、なぜその数字を商に立てるのかを説明できれば、応用問題にも対応しやすくなります。
【割り算の筆算やり方】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:割り算の筆算は、どの順番で計算すればいいですか? A1:基本は「立てる・かける・引く・おろす」の4ステップです。次の位の数字があれば下ろし、商の最後の位まで同じ手順を繰り返します。
Q2:2桁で割るとき、商が分からない場合はどうすればいいですか? A2:割られる数の左側から、割る数以上になるように数字をまとめます。商の見当をつけたら、割る数と商をかけ、計算対象の数を超えていないか確かめてください。
Q3:商に0が立つのはどんなときですか? A3:ある位で割った結果、商が0になるときです。例えば609÷3では、十の位の0を計算する段階で商の十の位にも0を立てるため、答えは23ではなく203になります。
Q4:あまりがある割り算では、何を確認すればいいですか? A4:最後のあまりが割る数より小さいことと、「割る数×商+あまり=割られる数」が成り立つことを確認しましょう。
Q5:割り算の筆算を無料で練習できるPDFはありますか? A5:「ゆみねこの教科書」では、割り算の筆算の解説や練習問題、印刷して使えるPDF教材が公開されています。基本問題から2桁で割る問題まで、練習したい内容に合う教材を選ぶと効率的です。
まとめ:4ステップと検算を身につけて、苦手な割り算を克服しよう
割り算の筆算は、「立てる・かける・引く・おろす」という4つの操作を、左の位から順番に繰り返す計算方法です。1桁で割る計算も、2桁で割る計算も、基本の考え方は変わりません。
あまりがある場合は、あまりが割る数より小さいことを確認します。商に0が立つ問題では、位を飛ばさずに数字を書き、最後まで計算を続けましょう。3桁÷2桁のように商の見当をつけにくい問題では、かけ算で確かめながら進めることがポイントです。
まずは基本問題を繰り返し解き、次にあまりのある問題、商に0が立つ問題、2桁で割る問題へと段階的に進んでください。最後に検算する習慣まで身につければ、計算ミスを自分で見つけ、正しい答えにたどり着く力を養えます。 (出典: 割り算 の 筆算 やり方(Yahoo!ニュース))