インドネシア語のあいさつ一覧2026年版|発音・時間帯・丁寧表現を徹底解説
インドネシア旅行や出張、現地の人との交流で、最初に覚えておきたいのが日常のあいさつです。インドネシア語では「こんにちは」に相当する表現が時間帯によって変わり、朝は「Selamat pagi(スラマッ・パギ)」、日中は「Selamat siang(スラマッ・シアン)」、夕方は「Selamat sore(スラマッ・ソレ)」、夜は「Selamat malam(スラマッ・マラム)」と使い分けます。
インドネシア語は、インドネシアの国語・公用語として、行政や教育、メディアなど幅広い場面で使われている言語です。インドネシア政府観光公式サイト「Indonesia Travel」や同国の教育関連機関が提供する学習教材でも、こうした基本表現が旅行者向けの重要なフレーズとして紹介されています。2026年の旅行やビジネスでも役立つよう、あいさつ一覧、カタカナでの発音、丁寧な言い方とカジュアルな表現の違い、初対面ですぐ使える例文まで整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 基本のあいさつ:朝は「Selamat pagi」、日中は「Selamat siang」、夕方は「Selamat sore」、夜は「Selamat malam」。
- 感謝と別れの表現:「Terima kasih」がありがとう、「Sama-sama」がどういたしまして、「Sampai jumpa」がまた会いましょう。
- 失敗しない使い方:カタカナは発音の目安。相手との関係に合わせて「Pak」「Bu」などの呼びかけを加えると、より丁寧な印象になる。
【まず覚えたい】インドネシア語のあいさつ一覧と基本の意味
インドネシア語のあいさつは、単語を一つずつ暗記するよりも、出会ったとき、感謝するとき、別れるときという場面ごとに覚えると実際の会話で使いやすくなります。
初めて学ぶ人が優先して覚えたいのは、「Selamat pagi」「Apa kabar?」「Terima kasih」「Sampai jumpa」の4つです。これに「Halo」と「Permisi」を加えれば、旅行先での簡単なやり取りにも対応しやすくなります。
以下は、インドネシア政府観光公式サイトやインドネシア語の学習教材で紹介されている基本表現を中心にまとめた一覧です。
- Halo(ハロー):こんにちは、やあ。幅広い場面で使える基本的なあいさつ。
- Hai(ハイ):やあ。友人や親しい相手とのカジュアルなあいさつ。
- Selamat pagi(スラマッ・パギ):おはようございます。
- Selamat siang(スラマッ・シアン):こんにちは。主に昼間のあいさつ。
- Selamat sore(スラマッ・ソレ):こんにちは、こんばんはに近い夕方のあいさつ。
- Selamat malam(スラマッ・マラム):こんばんは。
- Apa kabar?(アパ・カバール):お元気ですか?
- Baik, terima kasih.(バイッ・トゥリマ・カシ):元気です、ありがとう。
- Terima kasih(トゥリマ・カシ):ありがとう、ありがとうございます。
- Sama-sama(サマ・サマ):どういたしまして。
- Permisi(プルミシ):すみません、失礼します。
- Maaf(マアフ):ごめんなさい、申し訳ありません。
- Sampai jumpa(サンパイ・ジュンパ):また会いましょう。
- Selamat tinggal(スラマッ・ティンガル):別れ際に使う表現。自分がその場を離れ、残る相手に別れを告げるときに使う。
- Selamat jalan(スラマッ・ジャラン):旅立つ人やその場を離れる人に向けた別れの表現。
「Halo」は時間帯を問わず使いやすく、覚えやすい表現です。一方、時間帯に応じた「Selamat」を使うと、より自然で丁寧な印象を与えられます。迷った場合は「Halo」から始め、慣れてきたら時間帯別の表現を取り入れるとよいでしょう。

【時間帯で使い分け】おはよう・こんにちは・こんばんはの違い
インドネシア語の特徴の一つが、時間帯に応じてあいさつを使い分けることです。日本語では朝から昼過ぎまで「こんにちは」で済ませることがありますが、インドネシア語では「pagi」「siang」「sore」「malam」という時間帯を示す言葉が使われます。
インドネシア政府観光公式サイト「Indonesia Travel」でも、これら4種類のあいさつが旅行者向けの基本表現として掲載されています。ただし、時間帯の境界は厳密な全国共通ルールではありません。学習教材によって目安に多少の違いがあるため、時計の時刻だけでなく、周囲の状況も参考にしてください。
| 時間帯の目安 | インドネシア語 | カタカナ発音 | 日本語の意味・使い方 |
|---|---|---|---|
| 早朝〜午前10〜11時ごろ | Selamat pagi | スラマッ・パギ | おはようございます |
| 午前10〜11時ごろ〜午後3時ごろ | Selamat siang | スラマッ・シアン | こんにちは、昼のあいさつ |
| 午後3時ごろ〜日没 | Selamat sore | スラマッ・ソレ | こんにちは、夕方のあいさつ |
| 日没後〜夜 | Selamat malam | スラマッ・マラム | こんばんは |
「Selamat pagi」の意味は?
「Selamat pagi」は、日本語の「おはようございます」に当たる定番表現です。「selamat」は安全や無事、祝福などに関係する意味を持ち、「pagi」は朝を表します。あいさつとして使う場合は、単語を直訳するよりも「おはようございます」と覚えるのが自然です。
「Selamat siang」は昼間、「Selamat sore」は午後遅くから日没ごろ、「Selamat malam」は夜に使います。特に注意したいのが「Selamat malam」です。日本語では「こんばんは」と「おやすみなさい」を区別しますが、インドネシア語でも夜に会った相手には「Selamat malam」、寝る前には「Selamat tidur(スラマッ・ティドゥル)」を使い分けられます。
また、朝の時間帯に「Selamat siang」と言ってしまっても、会話が必ず成立しなくなるわけではありません。時間帯の区分に迷ったときは「Halo」とあいさつする方法もあります。まずは、朝・昼・夕方・夜の4つをセットで覚えることが実用的です。
【発音を攻略】カタカナで覚えるインドネシア語あいさつのコツ
インドネシア語はラテン文字で表記され、多くの単語はつづりから発音を推測しやすい言語です。インドネシア政府観光公式サイトも、発音を比較的習得しやすい言語として紹介しています。ただし、日本語のカタカナだけでは表しきれない音もあるため、最初は目安として活用しましょう。
代表的なあいさつの発音を、実際の会話を想定して整理します。
- Selamat pagi(スラマッ・パギ):おはようございます。最初の「Selamat」は「スラマッ」に近い音を目指します。
- Selamat siang(スラマッ・シアン):こんにちは。「siang」の最後は「ン」に近い鼻音で終わります。
- Selamat sore(スラマッ・ソレ):夕方のあいさつ。「sore」は「ソレ」に近い音です。
- Selamat malam(スラマッ・マラム):こんばんは。「malam」は「マラム」に近い音です。
- Terima kasih(トゥリマ・カシ):ありがとう。「terima」は日本語の「トゥリマ」に近い発音を目安にします。
- Apa kabar?(アパ・カバール):お元気ですか?「Apa」と「kabar」を分けて練習すると覚えやすくなります。
- Sampai jumpa(サンパイ・ジュンパ):また会いましょう。「jumpa」の「j」は日本語の「ジャ行」に近い音です。
発音で押さえたい3つのポイント
第一に、インドネシア語の「c」は、日本語の「カ行」ではなく「チャ行」に近い音です。例えば「cari」は「チャリ」に近い発音になります。アルファベットを英語と同じ感覚で読むと、間違いやすい部分です。
第二に、「ng」は日本語の「ン」と完全に同じではなく、英語の「sing」の語末にあるような鼻音です。「siang」の最後も、この音を意識すると近づきます。また、「ny」は「ニャ・ニュ・ニョ」に近い音を表します。
第三に、母音の「e」には複数の発音があります。インドネシア語の発音教材では、あいまい母音に近い音と、日本語の「エ」に近い音が区別されています。「terima」の最初の母音も、カタカナの「テ」とまったく同じとは限りません。
日本語話者にとってカタカナは便利ですが、完全な発音表記ではありません。学習を進めるなら、インドネシア語の音声教材を聞き、文字を見ながらまねて発音する練習がおすすめです。アクセントを無理に強調するより、まずは一音ずつはっきり発音することを意識してください。

【丁寧さで使い分け】初対面・仕事・友人とのあいさつ
インドネシア語のあいさつでは、表現そのものだけでなく、相手との関係や呼びかけ方も大切です。旅行先の店員、ホテルのスタッフ、仕事相手、初めて会う人には、基本のあいさつに丁寧な呼びかけを加えると、より自然なコミュニケーションにつながります。
初対面で使える表現
- Perkenalkan, nama saya Tanaka.
プルクナルカン、ナマ・サヤ・タナカ。
「初めまして、田中と申します」。 - Senang bertemu dengan Anda.
スナン・ブルトゥム・ドゥンガン・アンダ。
「お会いできてうれしいです」。 - Saya dari Jepang.
サヤ・ダリ・ジュパン。
「私は日本から来ました」。 - Apa kabar?
アパ・カバール。
「お元気ですか?」。
「Perkenalkan」は自己紹介を始めるときに使える表現です。名前を伝える場合は「Nama saya ...(私の名前は……です)」と続けます。初対面の会話では、あいさつ、名前、出身地の順で話すと、短い文章でも自己紹介が成立します。
丁寧なあいさつに役立つ「Pak」と「Bu」
インドネシア語では、相手に敬意を示す呼びかけとして「Bapak(バパッ)」や「Ibu(イブ)」が使われます。会話では短縮形の「Pak」「Bu」もよく使われ、男性への丁寧な呼びかけは「Pak」、女性への丁寧な呼びかけは「Bu」が基本です。
- Selamat pagi, Pak.:おはようございます。
- Selamat siang, Bu.:こんにちは。
- Terima kasih, Pak.:ありがとうございます。
- Permisi, Bu.:すみません、失礼します。
相手の名前が分かっていれば、「Pak」や「Bu」に名前を添える方法もあります。職場やサービスの場面では、相手に合わせてこうした呼びかけを使うと丁寧です。
一方、友人との会話なら「Halo!」「Hai!」で十分な場面も多くあります。親しい相手に毎回かしこまった表現を使う必要はありません。ただし、初対面の相手には、まず丁寧な表現から始めると安心です。
なお、「Anda」は「あなた」を意味する表現ですが、日常会話では相手の立場や関係に応じて呼びかけを選ぶことも一般的です。丁寧さは一つの単語だけで決まるのではなく、あいさつ、呼びかけ、話し方の組み合わせで伝わります。
【そのまま使える】ありがとう・さようなら・日常会話フレーズ
あいさつを覚えたら、感謝、謝罪、お願い、別れ際の表現も身につけておきましょう。インドネシア語の基本フレーズは短いものが多く、決まった言い方を覚えておくだけでも、旅行中のやり取りがスムーズになります。
ありがとう・どういたしまして
- Terima kasih.:ありがとう、ありがとうございます。
- Terima kasih banyak.:本当にありがとう、どうもありがとうございます。
- Sama-sama.:どういたしまして。
「Terima kasih」の意味は「ありがとう」です。店で商品を受け取ったとき、食事を運んでもらったとき、道を教えてもらったときなど、さまざまな場面で使えます。返答の「Sama-sama」もセットで覚えると便利です。
すみません・お願いします
- Permisi.:すみません、失礼します。人に声をかけるときや、前を通るときなどに使います。
- Maaf.:ごめんなさい、申し訳ありません。
- Tolong bantu saya.:助けてください。
- Silakan.:どうぞ、お入りください、など相手に何かを勧めるときの表現。
- Tidak apa-apa.:大丈夫です、問題ありません。
「Permisi」「Tolong」「Silakan」は、いずれも日本語では「すみません」「お願いします」「どうぞ」などに訳されることがありますが、使い方は異なります。「Permisi」は相手の注意を引いたり、通り抜けたりするとき、「Tolong」は助けや依頼を求めるとき、「Silakan」は相手に行動を勧めるときに使うのが基本です。
インドネシアの公的な語学学習教材でも、これらは場面別の表現として紹介されています。日本語の「お願いします」を一つの単語に置き換えようとするのではなく、何を頼みたいのか、何を伝えたいのかに応じて選びましょう。
さようなら・また会いましょう
- Sampai jumpa.:また会いましょう。
- Sampai besok.:また明日。
- Selamat jalan.:行く人に向けた別れのあいさつ。道中の無事を願うニュアンスがあります。
- Selamat tinggal.:自分がその場を離れ、残る人に別れを告げるときに使う表現。
- Selamat tidur.:おやすみなさい。
特に間違えやすいのが「Selamat jalan」と「Selamat tinggal」です。どちらも別れに関係する表現ですが、相手がその場を離れるのか、自分が離れるのかという視点で整理すると理解しやすくなります。旅行先で友人を見送るなら「Selamat jalan」、自分が帰る際に残る相手へ別れを告げるなら「Selamat tinggal」が目安です。
会話を続けるための日常会話フレーズ
- Nama Anda siapa?:お名前は何ですか?
- Bahasa Indonesia saya belum lancar.:私はまだインドネシア語が流暢ではありません。
- Apakah Anda bisa berbahasa Inggris?:英語を話せますか?
- Mohon bicara pelan-pelan.:ゆっくり話してください。
- Di mana toilet?:トイレはどこですか?
- Berapa harganya?:いくらですか?
これらのフレーズは、ホテル、飲食店、買い物、道案内などで役立ちます。相手の話が聞き取れない場合は、無理に分かったふりをせず、「Mohon bicara pelan-pelan」と伝えて、ゆっくり話してもらう方法があります。

【プロの結論】自然なあいさつを身につけるための3つの判断基準
インドネシア語のあいさつを実際に使うときは、単語を正確に覚えることだけでなく、場面に合った表現を選び、相手が理解しやすい伝え方をすることが大切です。学習を始めたばかりの人ほど、難しい表現を増やすより、使う頻度の高いフレーズを確実に身につけるほうが実用的です。
判断基準1:時間帯が分かるなら「Selamat」を使う
朝なら「Selamat pagi」、昼なら「Selamat siang」、夕方なら「Selamat sore」、夜なら「Selamat malam」と使い分けます。時間帯の境界は目安なので、迷うときは「Halo」を選ぶ方法もあります。時間帯別の表現を一通り覚えておくと、旅行先だけでなく、仕事のあいさつにも応用できます。
判断基準2:初対面では丁寧さを優先する
初めて会う相手や仕事関係の人には、「Selamat pagi, Pak.」や「Selamat siang, Bu.」のように、基本のあいさつに丁寧な呼びかけを加えると自然です。友人には「Halo」や「Hai」など、カジュアルな表現が適しています。相手との距離感が分からない場合は、丁寧な表現から始めましょう。
判断基準3:カタカナを入口にして、音声で仕上げる
カタカナ表記は、初めてインドネシア語に触れる人にとって便利な補助です。しかし、母音の「e」や「ng」の音などは日本語で完全に再現できません。単語を文字だけで暗記するのではなく、音声を聞きながら繰り返し声に出すことで、相手に伝わりやすい発音を身につけられます。
反対に、最初から細かな発音や文法をすべて完璧にしようとすると、実際の会話で言葉が出てこなくなることがあります。まずは「Halo」「Selamat pagi」「Terima kasih」「Sampai jumpa」の4つを使えるようにし、必要に応じて丁寧な表現や日常会話のフレーズを増やしていく方法がおすすめです。
【インドネシア語あいさつ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:インドネシア語で「こんにちは」は何と言いますか?
A1:「Halo」が基本的な「こんにちは」です。時間帯に応じて丁寧にあいさつするなら、午前中は「Selamat pagi」、昼間は「Selamat siang」、夕方は「Selamat sore」、夜は「Selamat malam」を使います。
Q2:「Selamat pagi」の意味と発音を教えてください。
A2:「おはようございます」という意味です。カタカナでは「スラマッ・パギ」が目安です。「Selamat」は安全や祝福に関係する意味を持ち、「pagi」は朝を表します。カタカナはあくまで目安なので、音声を聞いて練習するとより自然な発音に近づきます。
Q3:「Terima kasih」はどのような場面で使いますか?
A3:「ありがとう」「ありがとうございます」という意味で、買い物、食事、道案内、仕事など幅広い場面で使えます。「どういたしまして」と返すときは「Sama-sama」が基本です。
Q4:インドネシア語で「おやすみなさい」は何と言いますか?
A4:「Selamat tidur(スラマッ・ティドゥル)」を使います。「Selamat malam」は主に夜に会ったときの「こんばんは」で、寝る前のあいさつとは使い分けます。
Q5:「Selamat jalan」と「Selamat tinggal」は何が違いますか?
A5:「Selamat jalan」はその場を離れる人や旅立つ人に向けた表現です。「Selamat tinggal」は自分が離れる側として、残る相手に別れを告げるときに使います。どちらも別れの場面で使いますが、誰がその場を離れるのかを意識すると区別できます。
Q6:カタカナだけでインドネシア語のあいさつを覚えても大丈夫ですか?
A6:最初の暗記には便利ですが、カタカナでは表しきれない音があります。「c」は「チャ行」に近い音、「ng」は鼻音になるなど、基本的な発音ルールも覚え、音声教材を聞きながら練習するのがおすすめです。
まとめ:2026年も役立つインドネシア語のあいさつを身につけよう
インドネシア語のあいさつは、基本表現と使う場面をセットで覚えると、旅行や出張、初対面の会話で活用しやすくなります。まずは、朝の「Selamat pagi」、昼の「Selamat siang」、夕方の「Selamat sore」、夜の「Selamat malam」を押さえましょう。
さらに、「Terima kasih」で感謝を伝え、「Sama-sama」で応答し、「Sampai jumpa」で別れを告げられるようになれば、基本的なやり取りの幅が広がります。初対面や仕事の場面では「Pak」「Bu」を添え、親しい相手には「Halo」や「Hai」を使うなど、状況に合わせて表現を選ぶこともポイントです。
発音に自信がない場合は、カタカナを手がかりにしながら、実際の音声を聞いて繰り返し練習してください。難しい文法をすべて覚える必要はありません。短いあいさつを自分から伝えることが、インドネシア語での自然なコミュニケーションを始める第一歩です。 (出典: インドネシア 語 あいさつ(Yahoo!ニュース))